2007年1月12日
私のココロに残っている本は銀色夏生さんの詩集「わかりやすい恋」です。
高校の時にクラスで流行ったのがきっかけで、当時は男子生徒も友達同士貸し借りをして読んでいたようです。
それまでは詩というジャンルにあまり興味をもっていなかったのですが、「わかりやすい恋」をはじめとする銀色夏生さんのたくさんの詩集に書かれた作品はまるで私自身の内面を代弁してくれているかのようで、繰り返し、繰り返しページをめくりました。何気ない一言が胸を打ち、妙に悲しくなったり励まされたり…。すきな作品は暗記してしまうほどでした。
大学生の時にはこんなエピソードがありました。教員免許を取るための授業中に、先生がみんなに紹介した本が銀色夏生さんの詩集で、その中の一節を黒板に書かれました。そのフレーズは私も大好きなフレーズだったので、なんだかうれしくなったのを覚えています。
今ではもうすっかりいい大人になってしまいましたが、「わかりやすい恋」を読み返しては昔の純粋なキモチを思い出したりしています。
こんな風にいつまでもいつまでもココロに残る一冊に出逢えたことが幸せだと思っています。
y.s
今回の「ココロに残った本」は・・・
タイトル:わかりやすい恋
著者:銀色夏生
出版者:角川文庫
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